カゴメ(2811)株の事業成長性と株主優待について調べてみた

企業分析

今回は、みんな大好き野菜ジュースやトマトケチャップで有名な、カゴメ(2811)について調べてみました。

この記事を読めば、

  • カゴメはどんな事業を有しているのか?
  • 直近の業績は良好なのか?今後の事業成長の鍵は?
  • 株主優待狙いは得なのか?

について知ることが出来ます。

 

カゴメを調べ始めたきっかけ

なぜカゴメを調べ始めたのか、といいますと、

私はカゴメの野菜ジュースが大好きだから!

です。

1週間に2,3回はコンビニで買ってます!

特にカゴメの「野菜一日これ一本」が大好きでリピート購入しています!

無駄に果汁が入っておらず、甘くないので飲みやすいんですよ!

似た商品に伊藤園の野菜ジュースがありますが私は断然!カゴメ派です!

カゴメの野菜ジュースの味が好きなのもありますが、学生の時の就活時ににカゴメからエントリーシート落ちの私にまで感謝の粗品が送られてきたことが忘れられず、今でも野菜ジュースを買うときには必ずカゴメの野菜ジュースを選んでしまいます。

カゴメ(2811) から粗品が来たときのお話。太っ腹なのか、したたかなのか?

2017.09.02

完全にカゴメのプレゼント戦略にはまってしまったわけです。

就活生を相手にしている人事の皆さんは是非就活生を大切にしてください!(笑)

こういうところでファンが出来たりしてますよ?

 

カゴメのビジネス概要

【特色】トマト加工品の国内最大手。飲料が稼ぎ頭。農事業を育成。米国などで業務用トマトを積極展開

四季報より引用

カゴメはトマトソースの製造から創業された企業です。

現在でも国内ではトマトの加工品としては最大手のポジションであり、トマトジュース・野菜ジュースといった野菜の加工品が主力商品となっています。

その中でも、カゴメは以下の3事業が主な事業として存在します。

  • 国内加工食品事業
  • 国内農事業
  • 国際事業

国内加工食品事業

トマトジュースや野菜ジュース、スムージーといった飲料・ケチャップといった調味料の製造・販売を行っている事業です。

カゴメと言われて多くの方が想像するスーパーで売っているような商品はほとんどこの「国内加工食品事業」が担っています。

国内農事業

トマトを中心とした生鮮野菜の生産・販売を行っている事業です。

例えば、洗わずにそのまま食べれる「洗浄済みベビーリーフ」の生産・販売などを行っています。

国際事業

トマトの趣旨開発から農業生産、商品開発、加工、販売を垂直統合ビジネスとして国際展開している事業です。

 

カゴメの業績

過去10年分の売上・営業利益・純利益をグラフ化したものがこちらです。

売上は緩やかにですが10年間で上昇しています。

特に利益はここ数年で急激に上昇しています。

10年間での営業利益の上昇率をならすと、約11%で比較的安定した食品業界の中でも利益の上昇率は悪くありません。

そんな中でも気になるのは以下の2点。

  • 2014年の利益の落ち込み要因は何か?
  • 2015年以降の急回復の要因は何か?

2014年の利益落ち込み要因は?

2014年決算の説明会資料によると、飲料の売上が著しく減少していることが分かりました。

更に、売上原価がトマト価格の上昇と円安によって上昇しコスト増加による利益圧縮が起きていたようです。

2015年以降の急回復の要因は?

2015年以降の利益急回復の要因を調べると、2015年は2014年からさらに円安が進行し、原材料価格の上昇は2014年以上に厳しくなっていたようです。

その中で利益回復に貢献したのは、

  • コスト削減の徹底
  • 飲料事業の好調

といったところ。

一つ目のコスト削減については、コスト削減策の実施によって営業利益をはじめとした利益が急速に回復していったとのこと。

ただ、この「コスト削減策」として何を具体的に行ったのかは、販売促進費の圧縮などは記述ありましたが、決算短信等を読んでもイマイチ理解できませんでした。

いずれにしてもコスト削減は長続きしませんからあまり期待は出来なさそうです。

二つ目の飲料事業の好調については、カゴメが得意とするトマトジュースにおいて、善玉コレステロールを増やす機能性表示食品の届け出による販売好調が影響しました。

 

カゴメはブランド認知も十分にあるし、ものすごく安定的な業績なのかと思っていましたが、こうして過去の業績動向をみると、案外原材料価格や流行による利益の上下はあるようで少し意外でしたね。

 

カゴメの成長性

「2017年度決算説明会資料」より引用

カゴメが発表している中期経営計画を見ると、どの事業も緩やかではありますが成長を見込んでおり、過去の業績を見てもそれは期待してもよさそうです。

しかし、国内市場は既に成熟しており、急速な売上の成長は期待できないため、年率二桁増を続けるのは中々に困難だと思われます。

一方で、売上・利益ともに国内加工食品事業が大きな割合を占めており、過去の業績のへこみや伸びを見ると、原材料価格の増減と消費者のブームという二つの要因が大きく業績に影響しそうですから、現在好調な売上を記録している様子の「スムージー」といったところでヒット商品と新しい市場の獲得ができれば会社計画以上の成長を期待できるかもしれませんが、なかなか予測は難しそうですね。。

こういう時には自分で商品を買ってみて、ヒットしそうなのかどうか、あるいはSNSで話題になっているか?などで成長予測してみると面白いですね(^^)

 

株主優待

多くのコンシューマー向け商品を出しているカゴメ。

これは株主優待が期待できそうですよね!?

カゴメは株主優待をちゃんと設定しています。

上の図のように、100株以上保有する株主に対してカゴメの商品詰め合わせを株主優待としてプレゼントしています。

カゴメの株価は3千円以上ですから株主優待利回りが一番高いであろう、100株保有であっても優待利回りは1%未満となります。

単純に株主優待狙いだけで保有するには少し効率が悪いといえそうです。

一方で、カゴメの株主優待は食べ物・飲み物ですので、使いっぱぐれるリスクが少ないというメリットがありますから、純粋な優待狙いで保有するというよりはきちんと株価の上昇も狙っていきたいところです。

 

現在株価

カゴメの20年分の株価チャートを確認してみましょう。

まず目につくのは、2008年前後のリーマンショックでの株価落ち込みが非常に小さいということです。

日経平均が半分近く株価を落としたリーマンショック時ですら、2割強程度しか株価を落としていないのは暴落時に強い銘柄と言えそうです。

一方、2015年以降は急速に株価を上げており、多少過熱感がありそうです。

現在の予想PERは、約37倍。単純に成長性だけと見比べると割高と言えますが、食品系の大企業は比較的PERが高くなりがちなのですごく割高、というわけではなさそうです。


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