今すぐ実行できる株の暴落への3つの備えと対策

市場分析

株価が堅調なときには忘れがちだけれども、突然やってくるのが株価の暴落です。

最近では、2016年のチャイナショックやトランプショックあたりでしょうか。

その他、リーマンショックや東日本大震災時の暴落などなど、ほぼ毎年おこる小さめの暴落もあれば、100年に1度と評されたリーマンショックレベルの大暴落が過去に起きてきました。

市場に参加している限りは避けては通れない暴落との遭遇。

事前に暴落を予測できていればいいのですが、まー難しいですよね。

というか少なくとも私はできません(ドン!)。

リーマンショック時には私はまだ株式投資をやっていませんでしたが、例えばチャイナショックの予測はできませんでした。

少し前のドバイショックももちろん予測できていません!(どや。)

暴落の予測ができていれば、空売りやベア型ETF購入とかして大儲けしてますよ。はい。

それどころか、実際に暴落が起きると精神的にも焦ったりして正常な思考を行うことができず、「Yahoo!株掲示板で安心材料を探す。」、「ツイッターでみんなも損をしているのを見てなんかほっとする。」などの意味不明な行動をしがちです。

はい、私もやったことがあります。

なので、そんな凡人な私は予測回避はあきらめて暴落に遭遇してしまった際に備えて普段から何を行っておくべきかを考えてみたいと思います。

 

株の暴落に備えて行うべきこと

過去の株の暴落に学ぶ

過去の暴落から学ぶことはたくさんあります。

  • 暴落幅はどれくらいを想定すべきか?
  • 暴落からの回復にどのくらい時間がかかるか?

 

このふたつは最悪の自体が起きた際にどの程度までなら買い持ち、あるいは買い増ししても耐えられるか(資金的に・精神的に)を想定するには必須です。

特に、FXでレバレッジをかけたり、株の信用取引をして自己資金以上の資金を扱っている場合には、どの程度まで下がると強制決済&退場に追い込まれるかを事前に把握すべきです。

私は株の信用取引は行っていませんが、以前FXをやっていたときにはレバレッジをかけてナンピン買いする戦略をしていたので、リーマンショック時の下落幅を意識したポジション管理をしていました。(ナンピン買い戦略では特に重要)

100年に1度と言われるリーマンショック規模の下落が今後起きることを想定すべきかどうかは、各人のリスク許容度次第でしょう。当然想定する下落が大きいと想定するほど投資は保守的になり、リターンも小さくなりがちです。

他にも、

  • その後回復しない暴落はあるのか?

も気にしたいところ。

これは「暴落して損が生じた金融資産を塩漬け状態にして救われるのか?」という質問にも言い換えられます。

米国株のダウが過去最高を更新し続けていますが、日経平均はバブル期の高値をいまだに超えられていません。

つまり、少なくとも日本株は数十年レベルの超長期で塩漬けしたとしても救われない可能性があることを歴史が証明しています。よって、今の株価が割高であるかどうかは常に意識する必要があります。

私は普段から、「PERと成長率のバランス」を非常に重要視しています。

低PER株ばかりを買えと言っているわけではなく、その企業の成長率とのバランスから見て、適正なPERかどうかを判断しています。

私はどんなに成長性がある銘柄でもPERが100倍を超えるような銘柄には手を出しません。

なぜなら、そのような銘柄は市場の期待に投機が混ざり合い積み上げられた株価であることが多く、一度リスク回避の雰囲気が市場に広がるとPERが見直され、高成長をしていても株価は暴落、そして元の株価には二度と戻ってこない、という最悪の事態が考えられるからです。

PERは好調な市場環境時よりも、不安が取り巻く市場環境時を想定しておくべきです。

過去に起きた大暴落は以下のサイトでまとめられていました。最悪のリスクシナリオとして参考になります。

 

ほとんどの暴落は塩漬けで救われるという罠

実はほとんどの場合、塩漬けにしても長期的には救われます。リーマンショック直前に日経平均を買っていたとしても塩漬けしていれば救われました。

しかし、それには数年から十数年かかることはよくあります。つまり、この長期間含み損を抱えているだけの精神力が試される訳です。それ以上に問題なのは、その間は資金が塩漬け状態でロックされてしまい、資金の投資効率が極めて低い状態となります。

いつまでも儲からない事業をやり続ける低ROEの企業みたいなもんですね(^^)

その状態が耐えられるかどうか?も自分に問いかけておいてください!

損切り設定をする

私の個別株ポートフォリオは先日の記事で公開した通りです。

日本ライフライン・レントラックスが急伸!おまけでパフォーマンス公開

2017.05.03

100倍や200倍のPERの銘柄は買いませんが数十倍程度の銘柄は成長と見合っていれば積極的に買っています。

しかし、これらの銘柄は損切りラインを購入時に設定するようにして、損を限定させるようにしています。

購入時にビジネスモデルを十分に理解することで、市場の暴落が保有銘柄企業の業績に影響するのかどうかを見極め、損切りするのか、逆にナンピン買いするのか、まで考える余裕があればいいのですが、私は過去に何度か暴落を体験してきて、そこまで見極められるほどの器量はない、と思っています。

なぜなら暴落時に恐怖心や焦燥感が出てまともな判断が出来なくなるから。

過去に、損切り後に株価がリバウンドして悔しい思いをしたことも何度もありますが、これはしょうがないと割り切りましょう。

コツコツドカンで大損しないための保険料です。

買いたい銘柄をリストアップしておく

かの有名な投資家、ウォーレン・バフェットは

「市場が焼け野原になって、株が投げ売りされているときに買え」

「株が下落したと嘆いている人がいるが、むしろ株が安く買える、と喜ぶべきである」

などと言っています。

市場の暴落時には普段は高くて買えない優良銘柄が安売りされています。

それらを安値で買う大チャンスなわけです。

ですので、私は普段から株価は高めですぐには購入できないけども、業績は抜群に素晴らしい銘柄をリストアップし、市場の暴落時に買えないかどうか確認するようにしています。

直近だと、三菱UFJがマイナス金利政策導入で株価が大暴落していたところをうまく拾うことができました。

この際に注意すべき点としては、一気に大量資金を投入しないこと、です。

いくら優良銘柄でも、市場全体の下落圧力が大きいと引きずられてドンドン下がっていきますから注意しないと大損してしまうことがあります。

こういうときこそ、少額ずつのナンピン買いもありかなと思います。

今は割高でもいい企業があれば日頃から分析判断を怠らないようにしましょう。

 

最後に

暴落は突然やってくるので、日頃から自分の保有する株それぞれの特徴と保有の目的を明確にし、有事にどう行動するべきかをシミュレートしておくべきです。

また、各銘柄の特徴をつかむためにも普段からビジネスモデルの把握や財務状況、PERなどは深く理解しておきたいところです。

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2018.02.06

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