大株主情報と株価

こういう記事を日経電子版で見つけました。

 4~9月期の決算発表が一巡した。株式投資の対象となる銘柄を改めて吟味する人も多いだろう。銘柄選びでは業績や株価に関する指標のほか、大株主の情報にも注目したい。株価の傾向や経営のリスクなどを把握する手掛かりになる。新規の投資先だけでなく、す…

タイトルは「大株主情報に注目 株価の動きに影響も」ということで、各株式銘柄の株主構成が株価に与える影響ということでした。

株主構成は四季報などで見ることが出来ますが、普段皆さん気にしているでしょうか?

私はたまーに見たりしています。

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大株主の属性による傾向の違い

下に示したのは、日本たばこ産業(JT)の株主構成です。私は普段SBI証券を利用しているのですが、その中の四季報情報から簡単に確認できます。

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これを見ると、さすがは元国営企業だけあって、国が多くの株式を保有しているのがわかりますね。

一方、こちらはソフトバンクグループのもの。創業者の孫さんが一番株を保有していますね。

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この大株主がどのような人物あるいは組織であるかによって株価に影響を与えることがあると。

例えば、創業者一族が大株主だと現行経営者と揉めて問題に発展するリスクがある。最近でも創業者一族と経営陣が揉めてしまうような案件として、出光や大戸屋でありましたね。でもこういうのって事前に予測することは難しいし、創業者一族が大株主だからと言って、投資先から外すかと聞かれたら私は外しません。なのであまり気にしなくてもいいと思います。

一方で、長期保有を前提としたファンドの保有比率が高くなると、ちょっとのことでは株価が下がらず、安心感があると言えそうです。年金基金とか。

また個人投資家の保有比率が高い銘柄だと、逆張りによる下支えも期待することができるというのは面白いですね。日本マクドナルドのような株主優待目的で個人がたくさん購入する銘柄がそれに当てはまるとのこと。確かに過去にマクドナルドの業績は散々な状態になっていましたが(今は少しましになった?)、株価がびっくりするくらい下がっておらず驚いた記憶があります。

少し視点が違いますが、私は成績の良いファンドの資産構成を読んで、どこに投資をしているか確認することはよく有ります。各ファンドの投資スタイルは目論見書を見るとおおよそ分かるので、自分の投資スタイルと似通っていて、かつ、投資成績の良いファンドの投資先をパクる、いやいや参考にさせていただくってことです。

機械的なスクリーニングだと見つからないような有望な銘柄をたまに見つけることができるので良いですよー。みんなこれくらいは言われなくてもやってるのかなw。