エス・エム・エス(2175)の2018年第1四半期をチェック

保有額ナンバー2である、エス・エム・エス(2175)の2018年第1四半期決算が発表されましたので、チェックしてみました。

結構ハラハラするような内容に見えましたが、結果的には問題ないと思っています。

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増収減益!成長の終わり?

これまでエス・エム・エスは増収増益を繰り返してきました。

それを受けて株価も右肩上がりで上昇し続けており、PERも44倍と高い市場からの期待を受けてきました。

「2018年3⽉期(第15期)第1四半期 決算および会社説明資料」より引用

しかし、今回の第1四半期の業績内容は、増収減益となってしまいました。

「平成30年3月期 第1四半期決算短信」より引用

前年の29年第1四半期には、前年同期比で二桁の増収増益をしているということは、単なる季節変動というわけではなさそう。

この数字を見ると、かなり悪い決算内容のようです。

とはいえ、早計な判断はせずにもう少し中身を見てみます。

元々2018年上期は利益横ばい予想

決算短信および決算説明資料を確認してみると以下のような記述があります。

「2018年3⽉期(第15期)第1四半期 決算および会社説明資料」より引用

そもそも上期では利益が前年比で増加することは予想していなかったということです。

なんか言い訳くさいなぁ、と感じたのですが、今年の4月に発表された2017年3月期決算の決算短信を見てみると、確かに2018年上期は増益しない予想となってることを確認できます。

「平成29年3月期 決算短信」より引用

営業利益は横ばい、経常利益は減益、の予想となっています。

今回の第1四半期内容はこの上期予想よりも売上増加率および利益増加率ともに下回ってはいますが、悲観できるような内容ではなさそう。

むしろ、今回は主力事業である「キャリア分野」の人材採用による負担増が要因ということで、成長に向けた投資と前向きにとらえることができます。

「平成30年3月期 第1四半期決算短信」より引用

上図を見てもわかるように、実際にキャリア分野は順調に増収を果たしているようです。

一方、「海外分野」は減収となっており、少し心配ではありますが、全体から見たときの規模の大きさはまだまだ小さく、それほど心配はしていません。

今回の決算を受けての今後の投資判断

今回の決算内容を受けて、私のエス・エム・エスに対する投資判断は変わらずポジティブです。

その理由は以下の通り。

  • 増収減益ではあるが、当初の計画通り。
  • 減益の要因が成長に向けた投資であり、外的要因やビジネスモデル毀損によるものではない。

一方、懸念点としては売上が思ったより伸びていないところです。

当初の計画では、上半期は前年比12%増であるのに比べて遅れており、この点は少し心配しています。

以上をまとめると、今回の発表を受けても株は「ホールド」の判断です。

むしろ、調整を受けた場合には追加投資も検討していきたいと思います。