東京おもちゃショーに行ったのでおもちゃビジネスについて妄想してみた。

先日、東京おもちゃショーに行ってきました。

おもちゃで世界を笑顔に。東京おもちゃショー2017、公式ホームページ。

私は子持ちではないのですが、「おもちゃビジネスはすごく勉強になるし面白いよ!」と知人に聞いたことがあったので好奇心で行ってみました。

かなり大規模なイベントで、子連れの家族も多く参加しており、その場でおもちゃの販売を行なっている企業も多かったです。

ちなみに、このイベントでの「おもちゃ」にはテレビゲームの類は含まれず、展示もされていませんでした。

面白いおもちゃはたくさんあったのですが、「こんな面白いおもちゃがあった!」とかのレビューは他の方に譲るとして、今回のイベント参加でおもちゃビジネスについて私なりに感じたことを推測を交えながらつらつらと妄想ベースで書いていきたいと思います。

私はおもちゃ業界に精通している訳ではないので、私なりの考察とお考えください(^^)。

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思ったよりもおもちゃは進化してない

いきなり、おもちゃ業界の方に怒られそうですね(^_^;)

子供がいない私は普段おもちゃと触れる機会がありません。

ですので自分が子供だった20数年前のおもちゃ事情しか知らないのですが、基本的にはおもちゃ商品ってそれほど変わってないな、と感じました。

この20数年の間には、パソコンやケータイ、インターネットなどが急速に発展普及したわけですが、一部を除いて、おもちゃ商品は変わらずにローテクが基本であって、

鳴る、光る、動く、集めさせる

みたいな要素で子供を楽しませている点は私の子供時代とそれほど変わっていません。

結局、子供達を喜ばせるためにはハイテク要素なんて要らなくて、むしろそれは研究開発費を無駄に高めてしまうメーカーの自己満で終わる可能性が高いといったところでしょうか。

おもちゃに限らず、人を楽しませるエンタメ商品っていうのは課題解決型商品とは違って、感情に働きかけるものですから、技術は手段であって、ハイテクであることが必ずしもお客さんの満足度には直結しないわけです。

その意味ではおもちゃっていうのはまさにそういった類の商品と言えます。この辺は、普段商品開発を仕事としてしている私としても勉強になるところでした。

一方でソニーのおもちゃ商品参入はこういったアプローチとは全く異なる、ハイテク入りおもちゃの走りになるのかもしれず、それが成功すれば面白いことになるかも。

ソニーがトイ・プラットフォーム『toio』を発表しました。読みは「トイオ」。カートリッジ交換式の本体とリング状のコントローラ、無線で動く小さなロボット「toioコア キューブ」がセットになった製品です。 キューブは光学ベースの「ソニー独自の絶対位置センサ」を搭載しており、別売りのマットやカード上の位置を検出するこ.....

大手メーカーと中小メーカーのビジネスモデルの違いが面白い!

さて、おもちゃショーで最も目を引いたのは、大手おもちゃメーカーと中小おもちゃメーカーの売り方の違いです。

大手メーカーであるタカラトミーやバンダイは、テレビやゲームといったマスに対するアプローチを行い高い知名度と人気を持つキャラクターの関連商品を大量に有しており、そのコンテンツ力で集客、販売をしている印象です。

中小メーカーはそういったコンテンツを持っていないところがほとんどでしたので、子供達がハマりそうなアイデアや親に受けそうな知育系おもちゃで勝負している印象。

どちらが正しいとかは分かりません。ただ、この違いは狙っている購入者の違いにもなっていると思います。

大手メーカーが行うコンテンツ力による売り方は、アニメやゲームの顧客である「子供」にダイレクトに呼びかけて、親にねだらせることで購買に繋げるものです。

コンテンツ力による売り方は、そのコンテンツの人気に依存するので、比較的売上が読みやすく、安定的な販売が期待できるでしょう。そのため、過度な赤字の可能性は低そうです。

その分、売上の一部がコンテンツホルダーに持っていかれるので、取り分は減るという短所がありそうです。

一方、中小メーカーが行うアイデア系や知育系の売り方は、それを子供に遊ばせたいと思う「親や祖父母」に呼びかけて購買に繋げるものです。

つまり、大手メーカーと売るためのターゲット顧客像が異なっており、案外食い合わない構造になってたりするのかなと推測します。

また、アイデア系や知育系の売り方は、ヒットすれば大きな売上と利益に繋がるでしょうが、反面全く売れないリスクも高いです。

このリスクに対するヘッジとして、上述のローテク志向がプラスに働きます。

つまり、ひとつひとつの商品の研究開発コストをなるべく下げて、その分たくさんの種類の商品を発売することで、ヒット商品と不発商品のリスクを相殺できていると考えられるわけです。

このように考えると、ハイテク商品群を出す家電メーカーとは同じメーカーでありながら、かなり違ったビジネス戦略をおもちゃメーカーは行なっており、面白いですねー。

これは、近年のスタートアップ企業で重要視される、リーンな商品開発を行うことと似通っているとも言えそうです。

そして、大量の商品ラインナップを発売した上で、ヒットしたものがあれば、それを全力でシリーズ化して、大企業的なコンテンツ力による販売にシフトしていき安定的な収益を目指す、というわけでしょう。

最後に

今回、東京おもちゃショーに行って、無邪気におもちゃを楽しむ子供達を横目に、このようなビジネスの妄想をしていたわけですが、子持ちではないからこそこういうことを考えながら見て回れたのかなと思います。

たまには自分の知らない世界のイベントに行くのもいいですね(^^)

余談ですが、今回、奥さんとは都合が合わず、男友達と行ったのですが、男の二人組でおもちゃショーに参加しているのは結構異様な感じでした笑

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