本日は株価暴落でほとんど全ての株が数パーセント下げました。二桁減らした株も相当多かったですね。
私も今日の暴落でかなりの額で資産が減りました。
1月は過去最高の利益が出て喜んでいましたが、ほとんどの利益を吐き出すことに。。。泣。
それでも今は一種の清々しさがあります。たぶん、今日は自分の株取引のルールを忠実に守れたからだと思います。
普段の株価が大きく下落しない時にはあまり意識することが少ない株の下落時のルールですが、私は平時の買いルールよりも暴落時のルールの方がより重要であると思っています。
株取引のルールを守るのは難しい
株取引をする際にマイルールを設定して取引を行なっている人は多いでしょう。それは損切りルールやナンピン買いルールなど、人それぞれ異なるでしょう。
これを設定するのは簡単なんですが、それを守って実行するのが難しい!
例えば、「買値から10%下げたら損切り!」なんてルールを設けたとします。
順調に株価が上がっているときには損切りルールなんて全く気にしないですし、まさか株価が下がるなんて想像もしませんから、
なんて本気で思いがちです。
ところがこの「万一」が現実に起こってしまうと、途端にルールがふわふわになり、
と下心が出てきて、
損切りルールは下回ってるけどもう少し様子を見よう。
となって結果的に傷口を広げてしまうことがあります。
守れるルールを作る
ここ数年間で発生した暴落では、暴落は長続きせず、直後に株価は反発したため、この考え方でホールドしているのが結果的に正解だったことが多かったと思います。
でもそれは結果的にそうだっただけで、運が良かったに過ぎません。
もし損切りせずにホールドするのが正解だと思うのであれば、そもそもマイルールに「買値から10%下げたら損切り」なんていうルールを作るべきではなかったというだけです。
暴落時に、損切りすべきか、買い向かうべきか、静観すべきか、は投資スタイルやリスク許容度に寄るのでどれが正解とは言いません。
重要なのは自分の投資スタイルにあったマイルールを確立し、そのルールを愚直に実行するということです。暴落時の想定をどのようにすべきかは以下の記事が参考になるかと思います。
もしマイルールを守る自信がないのであれば、個別株の裁量取引はやめた方が良いのかもしれません。
あるいはその取引額の資産割合を減らす対応をした方が良いでしょう。
そして、インデックスファンドの積立投資にその分を振り向けたら良いと思います。
私自身もこのように偉そうなことを書いていますが、資産の半分以上をインデックスファンドの積立投資で占めていますからね。
リーマンショックでは、今回かそれ以上のレベルの暴落が波状になって連日起きていた、というのは事実です。私が投資を始めたのは2009年ですから、リーマンショックの一番酷い暴落相場は経験していません。経験していないからこそ最悪の想定を脳内で繰り返して対処はいつでもできるようにしておきたいです。
上がり続ける相場ではあまり考えることがないでしょう。暴落が起きたときの想定とそれへの対応シミュレーションを今からでも確認してみてはいかがでしょうか?