株式投資をしていて、過去の自分の取引を振り返るのはとても面倒な作業です。
どこで買って、どこで売って、いくらの損益だったのかを手動でまとめるなんて想像しただけでも面倒…
しかし、【マイトレード(myTrade)】 という無料スマホアプリを使えば株の売買記録を全て自動でまとめてくれます。
私は株の売買記録はすべて「マイトレード」で行っています。
例えば、以下の図のような感じです。株をどこで買ってどこで売ったのか、をすべて記録してチャートに自動で重ね書きしてくれるのがマイトレードのメイン機能です。

ここまでしてくれて無料…!
もはや、個人投資家にとってのマストツールになっている、「マイトレード 」。
今回は「マイトレード」の使い勝手、口コミと評判、設定手順、そしてセキュリティについてまとめました。
- 国内株取引を行なっている
- 過去の取引記録からトレードを反省したい
- 無料で使えるアプリを使いたい
- 大手ネット証券を使っている

目次
株取引の上達には過去の反省は必須
株投資をしていて、こんな方いませんか?
株の取引をしていると、上手く相場の流れに乗って利益を上げられたり、逆に思惑と外れて損をしてしまうこともあります。
成功した時にはなぜ上手くいったのか、失敗した時にはなぜダメだったのか、を反復反省して次に活かせるようにするのが株式投資の上達には必須です。
でも、
「そんなの分かっているけど、めんどくさくて出来ないよ!」
というのが多くの方の意見だと思います。
私も毎月1か月分の取引を確認して「なぜこのポイントで買ったのか?」「なぜこの時に売ったのか?」を再確認して反省するようにしているのですが、取引記録をまとめるだけでも、死ぬほどめんどくさかったです…。
しかし、株取引の記録管理に特化した無料株管理スマホアプリ【マイトレード】を使い始めてから、取引記録を自動でまとめてくれて、ほぼ作業ゼロで取引の振り返りができるようになりました。
無料スマホアプリ・マイトレードとは?
「マイトレード」は株式投資管理と分析に特化したスマホアプリです。
Android/iOSに対応しています。
アプリのダウンロードと基本機能は全て無料で使えます。
マイトレードの株取引記録機能が特に便利で使いやすい
マイトレードにはいくつも株式投資に便利な機能が備わっています。
- 取引記録機能
- 保有資産推移記録機能
- アセットアロケーション機能
これらの機能は全て無料で利用することが可能です!
この中でも特に便利なのが、取引記録機能です。
下の画像は実際に私が行ってきた株取引の記録をマイトレード上で表示したものです。

黄色の三角は購入したポイント、赤い上向三角が購入平均株価を示すポイント、赤い下向三角が売却したポイントを表しています。
こうやって視覚的に自分の取引内容を見られることで、自分の取引のくせや、過去の成功と失敗を簡単に見直すことが出来ます。
また、これらの記録は普段使っているネット証券会社を使って取引をするだけで自動的に作成してくれるので、何も追加の手間がなくても使えます。
去年末からは毎月当ブログで公開している取引記録の図解記事でもマイトレードのこの機能を使わせてもらっています。
ちなみに、私はあまり使ってませんが、各取引に対して一言メモを残せたり、自分の取引ルールをまとめて書き残しておいたりもできます。
取引記録機能以外にも保有資産の推移をグラフにしてくれる機能も気に入ってよく使っています。
先週の資産推移。
増えてるように見えるじゃないですか?持ち高少なくなったからそんなに増えてないんよ。 pic.twitter.com/prHA4sWiF2— チョーコク@株と不動産とエンジニア (@chokoku_J) February 25, 2018
今日は取り引きなし。
保有株は午前の寄り直後は上げてましたが引けでは微増に留まりました。
寄りではほとんどの株が勢いよく上げてましたし、リバを狙って昨日ぶん投げた株を買い直して往復ビンタされた人も多そう。 pic.twitter.com/61yvG8Jfir— チョーコク@株と不動産とエンジニア (@chokoku_J) February 7, 2018
最近はこの資産推移をツイッターに投稿している個人投資家アカウントが本当に増えましたね。
それだけマイトレードの利用者が増えているということなんでしょう。
マイトレードには無料プランと有料プランがある
マイトレードには「無料プラン」と月額制の「有料プラン」が存在します。
無料プランと有料プランの違いは以下の通りです。

大まかにいうと有料プランのメリットは以下の通りです。
- 登録可能な証券口座数が多い(無料プラン:3個、有料プラン:10個)
- 表示する取引履歴件数が多い(無料プラン:200件、有料プラン:無制限)
- 資産推移、分析レポートの表示機関が長い(無料プラン:3か月、有料プラン:無制限)
ですから先ほど紹介した、
- 取引記録機能
- 保有資産推移記録機能
- アセットアロケーション機能
これらの機能はすべて無料プランで利用可能です。
また、有料プランにすると複数証券口座を使えたり、昔の取引データも観られたりしますが、私の場合、利用している証券口座は1つですし、取引自体そんなに頻繁にはしませんから昔のデータはいらないので、無料プランで利用しています。
取引量が多くて200件だと足りない!という方であれば有料プランを検討するといいでしょう。
また、2018年4月11日にProプラン追加されました!
Proプランでの目玉機能はコラムや記事の閲覧が可能になることと相対分析が可能になることです。
相対分析は馴染みない言葉ですが、この機能は他のユーザーの取引情報と自分の取引情報を比較することを可能にした機能です。
面白そうではありますが、Proプランの月額料金は2,500円と高めです。
私はやっぱり現状のまま無料プランで十分そうです(^^)
▽関連記事▽
マイトレードの評判・口コミは上々!
マイトレードは特にツイッターの個人投資家界隈でちょっとしたブーム(?)のような感じになっており、かなり多くの方々が口コミがツイートされています。
そしてその評判は上々です。
気になって早速入れてみました。すごいアプリですね、コレ(*´-`)グラフで見ると下手さがわかる( ;∀;)
— にこさん (@niko_camp) March 19, 2018
マイトレードべんりだな
入れて見たけどわかりやすい
— やむ~ん@₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾ (@kabu_yamu2) April 24, 2018
マイトレードってアプリはいいね
記録が楽になったし分析もなかなかいい— ユシア (@yusia_shimo) April 11, 2018
無料でマイトレードを設定する手順
ここでマイトレードの設定手順も解説しておきます。
まだダウンロードしていない方はこの手順でつまづかずに設定完了できるはずです!
もちろん、この設定手順は無料プランでの設定ですから、お金を取られることはありません。
- こちら
からマイトレードアプリをスマホにダウンロードする。
- Google/Twitter/メールアドレス のいずれかでアカウント作成する。
- メールアドレス認証をする。
- ユーザー情報登録をする。
- ネット証券会社登録をする。
STEP1. アプリをスマホにダウンロードする
マイトレードアプリをスマホにダウンロードしましょう。
下記のリンクにアクセスすれば、自動的にiPhoneでしたらAppStoreへ、AndroidでしたらGooglePlayに遷移するようにしてあります。
アクセスしたらアプリのインストールをしましょう!
STEP2. Google/Twitter/メールアドレス のいずれかでアカウント作成する
インストールしたアプリを起動すると、次のような画面になります。

お持ちのGoogleアカウント/Twitterアカウント/メールアドレスを使ってアカウント作成をすることになります。
私は「Googleアカウント」で登録をしました。
GoogleかTwitterでの登録をすれば手順がかなり楽になるので、GoogleかTwitterのアカウントをお持ちでしたらどちらかですることをおすすめします。
STEP3. メールアドレス認証をする
続いて、以下のような画面とともに登録したメールアドレスに認証番号付きメールが送信されてきます。
メール記載の認証番号を入力して、認証を行いましょう。

STEP4. ユーザー情報登録をする
次に、ユーザー情報登録です。
性別・誕生年・都道府県・職種といった情報を入れます。
それほど大変ではないのでささっと入れてしまいましょう!

STEP5. ネット証券会社登録をする
続いて、取引記録をつける証券会社を選択して、口座情報を入れることになります。

この情報を入れてやることで、証券会社から自動的に株取引情報や保有資産情報をマイトレードアプリが取り込むことができるようになります。
現在のところ、対応している証券会社は
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- カブドットコム証券
- マネックス証券
- GMOクリック証券
- 岡三オンライン証券
に対応しています。
大手のネット証券会社は対応しているので、大抵の方には問題なく利用できると思います。
安全性とセキュリティ対策は万全
マイトレードを始める時にぶち当たる最初にして最大のハードルは、証券口座のIDとパスワードをアプリに入力する必要があるというところです。
「証券口座のIDとパスワードをよく分かりもしないアプリに入力して悪用されたらどうしよう。。。」
とか
「最悪お金が全部抜き取られないのか?」
とか不安に感じる人も多いはず。
しかし、マイトレードは様々な施策によってユーザーの個人情報と資産を守っています。
取引パスワードや出金パスワードをマイトレードでは扱わない

多くのネット証券では、資産額や取引履歴にアクセスするのに必要な「ログインパスワード」と売買や出金に必要な「取引パスワード/出金パスワード」は別管理となっています。
マイトレードでは、登録の際にネット証券口座の「ログインパスワード」を入力する必要がありますが、「取引パスワード/出金パスワード」は入力する必要がありません。
ですから、万が一パスワードが流出してしまったとしても証券口座に入っているお金が無くなるリスクはありません!
マイトレードを始める際の最も大きな心理的ハードルは証券口座のパスワード入力だと思いますが、そこは安心して登録ができますね。
運営社内でのセキュリティーが厳重

マイトレードの運営社内から私たちの個人情報が漏洩するリスクも考えられます。
しかし、マイトレードでは運営社内でも厳重なセキュリティーを設けており、
- 電子ロックによる入室制限
- 監視カメラによる24時間撮影
- 入退出ログ・映像の記録
- IPアドレス制限
といったことを実施しています。
これによって、運営社内からの情報流出リスクを減らしているといえます。
アプリを第三者に覗き見されることを防止

最新のマイトレードアプリでは、パスコードロック機能や指紋による生体認証機能に対応しています。
これによって、家族や友人がスマホを使った時にマイトレードアプリを覗き見されて、資産運用額がうっかり知られてしまうといったことを防ぐことができます。
NTTドコモのプログラムによって作られたサービスである
マイトレードはNTTドコモの新規事業創出プログラムによって作られたサービスです。
ですから、セキュリティ上の安心感がある、と言えそうです。
以上のように、マイトレードでは株式投資管理アプリであるため、非常に重要度の高い個人情報を扱うだけの厳重なセキュリティーポリシーを持っていることが分かります。
セキュリティ上の被害に遭われたと言った話も無いようです。そこは安心して利用することができそうですね。
マイトレードの今後の進化にも期待!
現在は国内株式とETFにしか対応していないですが、ロードマップを見るとFXや債券の取引にも対応したり、ロボアドバイザーといった最近流行りのAIを使った資産運用アドバイス機能にも機能拡充されていくようです。
この辺の機能拡充の中で有料プランを増やしていくビジネスモデルなんでしょう。

今後、有料プランにしても良いかな、と思える機能追加が入ってきたら有料プランにするかもしれませんが、国内株式取引が中心の私としては、現行のマイトレードでも十分に活用できるレベルの良アプリに仕上がっていると言えます!
何よりダウンロードと利用は基本無料ですので国内株取引をする方は是非お試しあれ!
こちらの記事もどうぞ!