私は本を一度読むと大抵は本棚に入れてそのまま放置してしまいます。
同じ本を繰り返し読む、いわゆる「再読」はほとんどせず、読書の時間は全て新しい読んだことがない本を読む時間に充てていました。
ですが、最近過去に読了した本を再度読むことが新しい本を読み漁る以上のメリットをもたらしてくれると感じています。
目次
昔読んだ本の内容は覚えている、身に付いているという勘違い
これまで再読を敬遠していた理由は、どうせ同じ時間を使うなら新しい本を読んで新しい知識や情報を得たい、と思っていたからです。
この背景には、一度読んだ本から得られるものは少ないだろう、言い換えると、「一度読んだ本の内容は頭に入っている」という考えがあるからです。
でも本当に一度読んだくらいで本の内容を頭に入れることなんてできるでしょうか?
一度読んだ本の内容、覚えてますか?
みなさんにも過去に読んで感銘を受けた本が数冊はあると思います。
これらの本を試しに読み返してみてください。
おそらく自分でも驚くほど内容を忘れていると思います。
もちろん部分部分で既視感を感じたり、思い出す点はありますが、中には完全に忘れている内容もあったりします。
初心に戻る為にも投資本を読み返そう。
そして銘柄発掘がんばろ。— チョーコク (@chokoku_J) June 2, 2018
先日、お気に入りの投資本を読み返したのですが、かなり忘れている内容があり、非常に新鮮な気持ちで読むことができました。
そもそも人間の脳は一度見たものを記憶に定着させるような作りになっていません。
皆さんも、受験勉強で英単語を単語帳で必死に頭に叩き込もうとしても、翌日にはすっかり忘れてしまっていた、なんて経験ありますよね?
記憶は何度も同じ刺激を受け続けることで定着していくものなんです。
それは受験勉強だけでなく、小説やビジネス書といった本の内容でも同じでしょう。
特に自己啓発本などのビジネス書は内容を身につけ、実践してはじめて役に立つものですから、内容を忘れてしまうのは非常にもったいないことです。
ぜひ再読して本当に身に付く読書にチャレンジしてみましょう!
再読のメリット
ここでは具体的に再読のメリットを紹介していきます!
本の内容を記憶に定着させられる
先程書いたように、本の内容を一度読んで頭に入れるのは不可能です。
何度も読むことで始めて記憶に定着していきます。
自己啓発本であれば、「記憶に定着する=常に実践できる状態にある」ということですから、よくある、読んで満足して実践しない、という失敗を減らしてくれます。
ハズレの本に当たることがない
過去に読んで内容を忘れてしまい、うろ覚えであったとしても、「この本は良かったなぁ。」くらいの記憶はあると思います。
ですから、再読をする際にはハズレ本を引いてしまう可能性がほぼありません。
安心して良書を読んで内容を身につけることが可能ですから、時間を無駄にすることがありません。
短時間で読了できる
一度読んだ本ですので、読んでいくと記憶が蘇る部分もあると思います。
ですから、初めて読むときに比べて内容の理解が容易で早く読むことができるはずです。
また、初めて読んだ際に重要な部分にマークを付けていたりすると要点が絞られるため、より短時間で読むことができますから、ビジネス書や専門書といったものでは読みながらマークを付けることをおすすめします。
お金がかからない
新しく本を購入する必要がないので、再読にはお金がかかりません。
一冊2千円のビジネス書を一度読んで本棚に放置してしまうのはもったいないです。
2千円分の知識を身に付けるまで何度も読み込んでやりましょう!
新しい本を買うよりも、過去に買った本を読み直すことで、節約にも繋がりますよ!
再読にはKindleがおすすめ
今回は再読のすすめとしてそのメリットを紹介しました。
本を読もうと思った際には、本屋に行くのもいいですが、たまには自宅の本棚を覗いてみて、感銘を受けたけど内容が思い出せない本を見つけてみてはいかがでしょうか?
私は再読にはアマゾンの電子書籍端末Kindleをおすすめします!
Kindleは持ち運びがしやすく、何冊もの本のデータを入れることができますから、常に沢山の本のデータを入れて持ち運んでいれば過去に読んだ本を思い立ったらすぐに読み直すことができます。
いつでもどこでも読み直したいときに読み直せる体験をすることが可能なのはKindleの最大のメリットの1つですから。
ぜひ活用してみてください!
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