2018年5月の国内個別株取引記録を紹介します
5月は取引数は少なめで保有株にも大きな変化はそれほどありません。
パフォーマンス的には主力のベクトル(6058)とシュッピン(3179)は微増に終わった一方で、4月に購入したペッパーフード サービス(3053)が急騰しましたが、直後に発表された月次情報で既存店売上が前年比割れしたため急落し、大きな含み損状態となっています。また、ネットマーケティング(6175)がマザーズから東証二部へ市場変更するのに伴って急騰するもすぐに急落してしまったりと、ほとんど利益の出ない1ヶ月となりました。
そんな感じですが、今回も恒例の保有株と取引記録をまとめて振り返ってみます。
目次
5月末時点の保有銘柄一覧
現時点での保有株の評価額ランキングは次の通りです。
(かっこ内は前月順位)
1位( 1位 )
ベクトル(6058) – 取引無し
2位( 2位 )
シュッピン(3179) – 取引無し
3位( NEW )
スタートトゥデイ(3092) – 新規購入
4位( 5位 )
ネットマーケティング(6175) – 追加購入
5位( 3位 )
ペッパーフードサービス(3053) – 取引無し
6位( 6位 )
日本たばこ産業(2014) – 取引無し
★完全売却
無し
大きな変化としてはスタートトゥデイ(3092)を新規に購入したくらいで他はそれほど大きな変化はありません。
取引記録
スタートトゥデイ(3092)
5月10日 – 株価急上昇を受けて新規購入

4月末の決算時で経常利益は前年比+20%超の順調な決算で、かつ次期についても同様に好決算予測であったことによって5月の頭から窓を開けて株価は急騰していました。
決算内容も重要なんですが、私としては以下の2点を買い判断材料としました。
- 長期的な顧客囲い込みに寄与するとZOZOSUITの製造コストが大幅に下がる構造に変更された
- プライベートブランドである「ZOZO」の評判が思った以上に良さそう
先日書いたZOZOSUITに関する記事でも記述しましたが、電子部品を含んでいたZOZOSUITでは無料配布によるコストは相当なものになっていたと思われます。
それが決算発表会で、電子部品を含まないより簡易的な作りに変更されたことが発表されたことで、より低コストで長期的な顧客獲得を可能にする「ばらまき」を可能にできるようになったというのはかなりのポジティブインパクトと考えました。
また、私は未だZOZOSUITが届いていないので試せていませんが、ZOZOSUITを使って体のサイズを計測したうえで注文したスタートトゥデイのPBである「ZOZO」の洋服に対する評判が、ネット等を見ているとそれなりに良さそうだということも購入の理由です。
実際、ZOZOSUITを使って注文されたZOZOの返品率は極めて低いことがスタートトゥデイからの発表でも示されています。
【参考記事】
ZOZO前澤社長「今期のPB取扱高は135億〜225億円を見込める」黒字決算で新ZOZOSUITを披露
ネットマーケティング(6175)
5月2日 – 株価急落を受けて追加購入

5月2日にネットマーケティングを追加購入しました。
この直前には、Facebookからデーティング機能の導入が発表されており、ネットマーケティングの主力サービスであるデーティングサービス「Omiai」に悪影響が生じるという市場の懸念が生じて株価が急落していました。
私としては、デーティング・マッチングサービスは利用者の目的によって住み分けが細かくされているため、Facebookがデーティング機能を導入したからといってOmiaiが直ちに売上が落ち込むことは考えにくいと判断して逆に買い増しを入れました。
【参考記事】
5月11日 – 株価急騰を受けて更に追加購入

数日後、Facebookの発表による急落で生じた窓を埋める形で順調に上昇していったネットマーケティングの株価を見て、「お、これはこのまま勢いついてもっと上がるんじゃないか!?」と考えているところに、5月11日の株価急騰が発生しました。
そこに合わせて、ネットマーケティング株を更に追加購入しましたのですが、結果的にはこの取引は失敗だったと思います。
その理由は次の2点。
- Facebookの発表がある前からネットマーケティング株は調整局面であり、急激な株価上昇は難しい地合いだった
- 株価急騰した日の陽線を確認する前に手を出してしまった
つまりは、上値を破れるほどの急騰は難しい局面にもかかわらず高値を追う形の追加買いをしてしまったということです。
案の定、5月11日は陰線で引けた後、翌日から下落に転じています。
最後に
年始からの相場は、暴落とリバウンドを繰り返すような相場だったという印象です。
このような相場ですと私のような順張りでトレンドに乗っていくような手法ですと、上値を破って勢いよく上げたと思ってもすぐに下落してしまい損切りする羽目になったりしてしまい、なかなか利益を伸ばすことができません。
ですから、年始からは損切りした直後にリバウンドしたり、購入した直後に下落したりといったことが何度も起きて悔しい思いをしてきました。
ただ、これらは自分のやり方のデメリットの部分が表出化しているだけなので、まぁしょうがないか、といったところでしょうか。
ただし反省点もたくさんあります。
基本的には株価がボックス相場の上値を破った時に買いを入れる手法を私は取っているのですが、その上値を破った際の勢いが足りないときに購入してしまったことが何度かあったという点です。
「有力な買い材料が出た」や「出来高が急増した」といった明確な背景があって株価上昇に確実な勢いがあるときにだけ購入する!ということを徹底していきたいと思います。
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